スタデルムは二キビに対してどういう効能があるのか?

皮膚科で処方される薬

二キビにも使われるスタデルムは、非ステロイド系の抗炎症剤
「イブプロフェンピコノール」を含んだ外用薬となります!

皮膚の炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を
阻害することで、炎症や痛みを和らげる働きを持ちます。

ニキビに対しては、炎症や赤みを抑える目的で処方されることが多くなります
二キビ跡にはあまり効果はないような気がしますね・・

ニキビの他にも、外傷後の腫れや痛みなどの治療に用いられます。
スタデルムは、皮膚から吸収されて、筋肉や関節などにも作用するので
変形性関節症や腱鞘炎、筋肉痛などにも処方されます。

容量は1日1~数回、患部に適量を塗布します。
回数や塗布する量は、症状によって適宜増減することとなります。

スタデルムは、目やまぶたには使用できません。顔に使う場合には、
目に入らないように注意し、万が一入ったときには水で洗い流してください。
(それでも違和感などを感じる場合には、医師の診察を受けてください)

以前に、スタデルムを使用してかゆみや発疹などのアレルギー症状が出たことのある方や
妊娠もしくは授乳中の方、アスピリンぜん息の経歴がある方や気管支ぜん息の方や、
高齢の方の使用には注意が必要とされます。

主な副作用として、発疹や腫脹、刺激感、かゆみなどの
接触皮膚炎が挙げられます。

そのような症状が強く現れた場合、スタデルムに対する
アレルギーの可能性もありますので、医師の診察を受けてください。

まれに起こる重い副作用としては、光線過敏症や胃の不快感、
アナフィラキシー症状、水ぶくれ、色素沈着などがあります。

またスタデルムには、軟膏タイプとクリームタイプがあります。
どちらのタイプも、有効成分のイブプロフェンピコノールの濃度は5%になります。

軟膏タイプのスタデルムは、添加物として硬化油やノモステアリン酸グリセリン、
白色ワセリンが加えられています。

クリームタイプのスタデルムは、パラオキシ安息香酸メチルや感光素201号、
白色ワセリン、セタノール、ステアリルアルコールなどが加えられています。

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