思春期のあごにきびが悪化。どうすればいいの?

思春期のあごにきびはどうすればいいのか? 顎ニキビ

あごニキビは大人ニキビの皮脂の過剰分泌によって起こる
思春期ニキビとは区別されています。

しかし、思春期ニキビが顎にできない
ということではありません。

人によっては、思春期ニキビが顎にできますし、
大人ニキビと同様にケアを怠ったり、

間違ったケアをすると悪化して
しこりができることもあります。

特に成長過程で男性ホルモンが活性化して
皮脂の分泌量が多くなることで起こります。

どうしても古い角質と混ざり合って
角栓となりやすく毛穴の詰まりも
引き起こされやすいんですよね。

しかも、角栓が出来ているその奥からも
どんどん皮脂が分泌されてしまうので、
アクネ菌が深部まで繁殖して炎症が広がります。

これが栗化されると膿が発生してしまい、
あごニキビが大きくなりますので、
どうしても目立つので、

潰してしまうことがあります。

確かに潰せば一時的にニキビも小さくなりますし、
膿を取り除くことができるのでスッキリするかもしれません。

しかし炎症が起きているのに、無理に潰すと
かなり大きなダメージを与えてしまいます。

このダメージのせいで皮膚細胞が過剰に
生成されて跡が残ったり、しこりになります。

大人ニキビ同様に炎症を抑えないといけません。
基本的に潰さない方がいいですよ。

思春期ニキビはアクネ菌の餌となる
角栓を取り除かないとはじまりません。

角栓は油分を多く含む皮脂が混ざっているため、
時間が経つと硬化して洗顔では取り除けなくなります。

角栓を押し出すには、毛穴の柔軟性はもちろん、
ターンオーバーで奥から汚れを排出する必要があるので
自分にあった化粧水を使って、こまめな保湿をしましょう!

また思春期は肌がべたつきやすいので
若いのもあり保湿を怠りがちですが、
保湿とべたつきはまったく違う状態です。

保湿は水分を蓄えて肌を内部から潤すことで、
ターンオーバーの正常化もしくは促進に欠かせません。

保湿のための基礎化粧品はいろいろありますが、
中でも一番のオススメはクリームですね。

保湿成分がたっぷり入ったクリームなら、
油分で肌を守りながら機能を回復させて
炎症を鎮めることができます。

もちろん肌を清潔の保つことも重要なので、
肌に優しい洗浄成分を使った洗顔料で丁寧に洗って、
肌をクリアな状態にしてからクリームを塗ると、
悪化を防げるかと思います。

保湿成分と一口に言っても、真皮層で水分を保持する
ヒアルロン酸、ヒアルロン酸を支えるコラーゲン、
角質の水分を保持するトリメチルグリシン、

肌に水分を蓄えるトレハロース、
乾燥を防ぐBGなどいろいろな種類があります。

肌は一つの成分で保湿されているわけではなく、
いろいろな保湿成分が働くことで保湿されます。

あらゆる保湿成分が配合されているものを
検討していくもポイントです。

表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の
4層構造になっていますから、

それぞれの部分で保湿する必要があります。

保湿成分がたくさん入っていれば、
これらの層をまんべんなく保湿できるので、
ターンオーバーの促進や正常効果が高まります。

おそらくクリームには油分もたっぷり含まれているので、
ニキビケアには使わない方が良いと思うかもしれません。

しかし、悪化している部分はバリア機能も低下しているので、
外部の刺激を受けやすくなっています。

炎症が起きているのに刺激を受けると
余計に悪化して回復しにくくなります。

肌のバリア機能を補うためにも保湿成分と、
油分が入ったクリームでケアをして、

日頃の生活習慣も見直しながら
今以上に悪化させないように
お手入れを丁寧にしましょうね!

既にあごニキビが化膿してしこりになってしまったら、
ターンオーバーのサイクルの乱れを正しましょう!

単純にあごニキビが悪化しているなら
炎症を抑えたり、広がらせないために
皮膚科に相談して処方箋に頼っても
私は良いと思います。

ただ、しこりというのは炎症以外に角栓が固まったり、
皮膚細胞が過剰に生成されている状態です。
そのため、炎症だけを改善しても治りません。

私はレーザー治療で切りましたが、
そこからケロイドになってしまった
経験もあるので自己判断になりますね。

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