ニキビ跡のクレーターに
ケロコートが効くという話があります。
特殊なシリコンでカバーすることで
傷を修復してくれるそうですが
どちらかというと懐疑的な意見のほうが強いです。
特にクレーターに対しての効果は疑問ですね。
ケロコートとは?
ケロコートはアメリカ製のシリコンジェルで
通信販売を利用することで購入できます。
15gで4350円となかなか高額ですが
だからこそ効果があると期待されてる部分もあります。
成分はシクロペンタシロキサン、
ポリジメチルシロキサン、
シクロペンタシロキサン
ジメチコンクロスポリマー、
二酸化シリコンとシリコンだらけです。
火傷や傷跡をシリコンでコーティングし
刺激を防ぎ、炎症を抑えたり、
傷口を圧迫して凹凸を滑らかにするという
効果があるそうです。
あとコーティングするということは
保湿効果も期待できるので
それも含めて肌の修復力を
高めるということかもしれません。
日本の薬局では売っていないので
知名度は低いですが一部の人には
支持されているようです。
ニキビ跡への効果は1ヶ月ほどで出るとされ、
クレーターだと2ヶ月ほどだそうです。
副作用としてかぶれや刺激感、発疹が
起こる可能性があるそうですが
安全性が高いのでリスクは低いようです。
ケロコートでニキビ跡のケロイドは治せない
一見するとなかなか期待できそうな薬ですが
実際使ったことがある人の意見を聞くと
どうも否定的な内容が目立ちます。
たしかに冷静に考えればわかることですが
要はケロコートはシリコンで圧迫するだけのもので
肌の修復を促す力はかなり弱いと予想できます。
通常、クレーターの治療はレーザーなど
肌の奥に刺激を与えて
細胞機能を活性化させるようにします。
もしくは皮下注射を用いたり
ケミカルピーリングで多少強い刺激を
与える必要があります。
シリコンをクレーターに覆い被せても
真皮層まで刺激が伝わるか疑問ですし
美容成分も何も含まれていないので
かなり難しいのではないでしょうか。
傷跡や火傷痕に効くというのは
あくまで軽症だからだと思われます。
要は湿潤療法をすることになるので
ちょっとした傷なら効果的かもしれません。
でもニキビ跡となるとクレーターだけでなく
ケロイドも治すのは難しいと思われるので
あまり期待しないほうがいいですね。
私もしばらく使いましたが
ケロコートでコーティングすること自体が
結構難しいです。
同じような商品でダーマコートもありますが
こっちはジェルぽさが強くて、個人的な意見としては
全く効果はなくてダメでしたね。
大切なお金を出すのなら身体の中から
改善していくサプリをはじめ、
ビタミンC誘導体系がしっかりと入った
化粧品を使った方が私の経験上は良いと思います。
このあたりはまた実践記として日記の方に
書いていこうと思います。