ディフェリンゲルは人気が高い薬ですが
薄いニキビ跡に効果があると謡われていますけど、
私はあまり効果はないかなと・・・
ましてやクレーターにはほぼ無意味ですので
期待しないようにしましょう。
作用するのは角質層の部分だけなので
真皮層を復活させるような効果は
どの塗り薬にもないからです。
身体の内側からのケアを大切にですよね。
ディフェリンゲルの効果について
ディフェリンゲルは２００８年に登場した
新しいニキビ治療薬のひとつです。
化粧品でしかできなかった
毛穴詰まり解消ができるとして
ニキビの特効薬と脚光を浴びます。
保険適用なのもその理由のひとつだと思います。
有効成分はアダパレンといって
角質細胞が作られるのを抑える働きがあります。
言い換えるとターンオーバーを
遅らせる働きがあるということです。
角質層を薄くすることで
コメドを排出しやすくするというもの。
そのため最も効果的なのは
白ニキビや黒ニキビということになり、
赤ニキビ以降の症状的なことになると
抗菌剤などの併用を勧めると思うので
効果はちょっと微妙になります。
あと副作用が強いことでも知られており、
安易に使うと炎症が起きたり皮がむけたり
かゆみやヒリヒリ感が出てしまいます。
ディフェリンゲルはニキビ跡クレーターには無意味
巷では、ニキビ跡にも効果的と、
皮膚科が言う時もあります。
有効成分となるアダパレンは、
先程述べたように角質が作られるのを
抑制する効果があります。
ターンオーバーを促進するわけではなく
ビタミン類も含まれていないので
コラーゲン生成やシミを分解・排出するような
効果は望めないと思います。
ニキビ跡クレーターにまでなると、
角質層より深い真皮層まで壊れた状態です。
ここを外側からのアプローチだけで
どうにかしようとすると大変ですよ・・・
他でも効果的と言われる薬や化粧品って、
一時的に肌を盛り上げるくらいの
効果しかないので、
通常では根治は無理な話なんです。
だからこそ、余談になりますが、
生活習慣を変えないといけない。
ディフェリンゲルは角質ができるのを
抑えることしかできない薬ですので
あまり期待しないでくださいね！
おそらくピーリング作用があることで
勘違いをしてしまうのだと思います。
ピーリング剤を塗ると角質層を溶かし
ターンオーバーが促進するので、
実際にエステなどでは、
ニキビ跡の治療にも使われています。
ただ、エステで行うやり方と
皮膚科で行うやり方も違います。
薬や化粧品とでは濃度が全然違いますし
ニキビ跡からクレーターまでとなると、
また話が違ってきます。
どれだけ誇大広告を謡われても
身体の中から地道に向き合わないと
ニキビ跡はやっかいなので気をつけましょう！
