背中のニキビの中でも赤ニキビは
炎症しているので痛みが伴います。
赤ニキビは、「白ニキビ」や
「黒ニキビ」がもっと悪化した状態です。
早めに適切な処置をしないと、
比較的早い段階で化膿してしまい、
もっともやっかいなニキビ跡に
なってしまうので注意が必要です。
ニキビができた背中を不衛生な手や爪で
何回もひっかいたり、
お風呂の中でごしごしとナイロンタオルで
洗ってしまうと、
皮膚はもっとダメージを受け
菌が繁殖しやすくなり炎症をおこします。
また夏場などは気が付かないうちに
洋服の繊維などで肌との摩擦が起こるので、
衣類にも気をつけたいものです。
女性の場合は締め付けが強いブラジャーや
トップスは赤ニキビを圧迫し、
よけいに炎症をうながしてしまいます。
もしもブラジャーの紐の下や、
アンダーバストあたりにできものが
ひんぱんにできやすいのなら、
痛い赤ニキビになる可能性が高いです。
なるべく刺激しないように注意しましょう。
炎症を起こしている赤ニキビは
市販の塗り薬を塗るか、
手が届かない位置にあるので
早めに皮膚科で受診してもらい、
抗生物質などで様子をみるのが
一番の方法ですが、
まず炎症をおさえることが重要なので、
応急処置として抗炎症成分が配合されている
薬用化粧水を入浴後などに使うとよいでしょう。
赤ニキビの炎症がもっとひどくなると、
アクネ菌だけでなく、
黄色ブドウ球菌も増え
さきほどお伝えした通り化膿してしまいます。
こうなってしまったニキビを
手でむやみにつぶして膿を出す様な治療は、
膿を出しても治りません
すぐに炎症がおさまるわけではなく、
つぶして出てきた膿から菌が
もっと広がってしまい、
悪化させてしまう可能性があります。
跡になって残る原因になりえますので
結婚式などを控えている女性は注意です。
エンパイアドレスなどが着れなくなります・・・
自分でニキビを潰す行為は、
どんなに気になっても絶対やめましょう。
赤ニキビができている箇所は、
とても敏感になっている状態なので
ドラッグストアにおいてある
ニキビケア商品を使用するのは避けましょう。
なぜなら、多くのドラッグストアで
販売されているニキビケア商品は
実際とても刺激が強いです。
炎症をおさえる塗り薬、または肌に優しい成分が
ふくまれた保湿剤でニキビの患部を守り、
刺激をこれ以上与えないように心がけます。
「合成界面活性剤」の入っていない洗剤料で
背中をやさしく洗い、常に背中をきれいに保ちます。
炎症が治まってきたら、今度ビタミンC導入剤が
ふくまれた化粧水などを使うなどして
赤ニキビを跡に残さないようにします。
跡になってしまうと自力で背中をきれいに
元の肌に戻すのはかなり困難になってしまいます。
それだけ赤ニキビができるということは
やっかいなことですので、
万が一できてしまった場合は、
慎重に処置することをおすすめします。
痛い赤ニキビができてしまうときは、
不摂生がつづいていたり、生理前や寝不足、
普段よりも不規則な生活を送っている場合が多いです。
赤ニキビは体が悲鳴をあげているサインです、
最近の生活習慣を振り返ることをお勧めします。
日常の生活でどういうときに
赤ニキビが悪化してしまうのか
この原因を知ることが、
今後の背中ニキビの改善や完治にも
かなり重要なことだと思います。
赤ニキビがずっと治らない場合は、
ニキビではない可能性もあるので、
専門家の診断を受ける事も検討してくださいね!